22Mar
F.L.U.T.Dとは猫下部尿路疾患(Feline Lower Urinary Tract Disease)の略称です。猫に多い病気(症状)です。
猫下部尿路疾患について
F.L.U.T.D / 猫下部尿路疾患とは
猫は特にオシッコに関わる泌尿器(腎臓・尿管・膀胱・尿道)が特殊なため、病気にかかりやすい体質です。この泌尿器に関わる病気を総称して「猫下部尿路疾患」と言います。
猫下部尿路疾患の主な症状
突発性膀胱炎
トイレに頻繁に行く、血尿が出ている、オシッコをしなくなる、水を飲まなくなる、ぐったりしている。
尿路結石
トイレに頻繁に行く、オシッコをしない、尿量が少ない、排泄で痛がる、水を飲まない、下半身をしきりに舐める。
関連:猫がトイレに何度も行くのは尿路結石の疑いあり
慢性腎不全
トイレに頻繁に行く、オシッコの量が多い、水を大量に飲む(強いのどの渇き)。
尿道炎
排泄のときの様子がいつもと違う、下半身をしきりに舐める。
膀胱炎、腫瘍
猫のトイレをこまめにチェック
猫下部尿路疾患の原因は様々ですが、トイレチェックだけでも多くの病気を早期発見できます。
トイレシートを使ってチェックしましょう
猫の健康を管理したり、オシッコの様子を確認するためにはシステムトイレが一番良いのですが、症状が出てからトイレを替えるのは猫にとっても余計なストレスになります。
固まり具合や色、オシッコをする様子をよく確認して、病気の症状が出ていないか確認しましょう。