13Feb
犬のアレルギー疾患
最近増えている花粉やほこりなどのアレルギーは犬でも起こる症状です。
犬の皮膚は人間よりも薄く、傷つきやすいため皮膚病になりやすいと言われています。
ゴールデンレトリーバーや柴犬がかかりやすいとされており、7割程度が生後6か月から3歳までの間に発症し、顔や足の付け根、おなかなどにかゆみが出て、体を頻繁にかくようになります。
症状がすでに出ており、アレルギーが疑われる場合での検査はペット保険が適用される場合もあるので、事前に加入規約を確認しておくと良いですね。アレルギー物質を防ぎ、アレルギー症状を起こさない為にチェック項目で確かめてみましょう。
アレルギーを防ぐチェック項目
- たばこの煙を愛犬に吸わせない
- 愛犬のマットやクッションをこまめにチェックし、ダニやカビの繁殖を防ぐ
- ハウスやトイレ回りなどこまめに手入れし、汚れたままにしない
- 人間の牛乳を飲ませない
アレルギー物質がたまりやすいハウスやトイレ回りの掃除は、スプレーと水拭きだけで心配な場合、高温スチームモップでしっかり汚れを落とすと、水拭きだけでは落ちにくい汚れも簡単に落とせてより衛生的です。
また、室内環境の中で愛犬にとって有害になるものがないか確かめておきましょう。
室内環境の見直し
- ゴミ箱は愛犬の届かない場所に置く
- ユリ、チューリップ、シクラメンなど愛犬にとって危険な観葉植物を置かないようにする
- 殺虫剤や漂白剤、ワックスなどの化学製品を使用するときは愛犬を近寄らせない
- タンスを開けて防虫剤を誤飲しないよう置き場所に注意する
犬の心の病
さて、アレルギーと共に最近増えている心の病。飼い主さんとの関係を変えるだけで問題行動が改善することが多い権勢症候群は、子犬のころから甘やかされて育ったことにより飼い主の命令に従わなくなること。
次の項目をチェックして当てはまる場合は飼い主がリーダーだという事を分からせるために根気強くしつけをしていきましょう。
問題行動のチェック
- 飼い主に吠えるなど、攻撃的になる
- 飛びつく、かむ
- 食事中にうなるなど、威嚇する
攻撃的な行為は当然飼い主さんにとって問題がある行為ですが、飛びつく行為も相手を自分と同等または自分より順位が下だと認識させるもの。散歩中に子供に飛びつき怪我でもさせては大変です。
なかなか治らない場合はかかりつけの動物病院に相談し、一緒に改善策を考えてもらうと良いでしょう。