23Mar
愛犬がいつも生き生きと快適な毎日を過ごし、生きていくうえで欠かせない食事。人間がおいしく感じられる食品でも愛犬にとって危険な病気につながり、中には知らずに食べさせてしまうと命にかかわるものも。万が一誤飲をしてしまっても冷静に対応できるように、与えてはいけない食品について考えてみましょう。
チョコレート
犬にとっては毒となる危険な食品。チョコレートの中のテオブロミンが中毒作用を引き起こし、おう吐や下痢、けいれんをおこして昏睡状態になることも。中毒症状が疑われる場合はかかりつけの動物病院に連れて行き、胃を洗浄してもらいましょう。
ねぎ類
たまねぎや長ネギに含まれるアリルプロビルジルスファイドは犬の赤血球を溶かす作用があり、貧血、黄疸、下痢や嘔吐をおこすことがあります。多くは軽傷ですみますが、重症の場合は輸血が必要なことも。
下痢や嘔吐を繰り返すなど、気になる症状がある場合はかかりつけの動物病院に連れていきましょう。
骨
鶏の骨噛み砕くと先端がとがって胃や腸を傷つける恐れがあります。また、魚の骨の誤飲にも気をつけましょう。
ソーセージ、ハムなどの加工食品
人間にとって美味しく感じられても、犬にとっては塩分の摂り過ぎになり、腎臓病につながることもあります。愛犬が欲しがっても健康で長生きしてもらうためには与えないようにすることが第一です。
異物誤飲
誤飲は活発に動き回り好奇心が旺盛な0才から1才が最も多く、いろんなものに興味を示し、誤って口に含んでしまうことが多いようです。
入れないようにガードをしていても、思わぬところから抜け出してキッチンに入ってしまうことも。また、飼い主さんが普段生活している中で、以外にも見落としがちなのが収納棚から日用品を引っ張り出しての誤飲。
中には洋服を引っ張り出して遊んでいるうちに飲み込んでしまい、飼い主さんのボタンが腸に留まり手術をしたという例も。