13Feb
老化とともに心配になる神経障害や脳の病気。ペットフードの高品質化や動物医療の進歩によりペットの寿命が延び、それに伴い高齢化が進み血管や神経の病気も増えてきたと言われています。
また、家族同然の愛犬を気遣い自然食を取り入れるなど、飼い主さんの意識の向上も愛犬の長生きにつながっているようです。
飼い主さんの負担を軽減するペット保険には若いうちに加入し、必要な時に最善の治療を選べるように備え、老後も健やかに長生きをしてほしいものです。病気の早期発見にも役立つチェック項目で老化のサインを見逃さないようにしましょう。
愛犬の老化チェック
・目が白く濁ってきた
・顔の周りに白い毛が目立つようになってきた
・口臭が気になるようになってきた
・鼻の色が薄くなってきた
・体型が変わり、足や腰回りの筋肉が弱ってきた
・顔周りの筋肉が緩みおだやかな顔つきになってきた
上記の項目に一つでも当てはまる場合は住環境や食生活を改善するなど、老化対策を検討しなければいけない時期にさしかかっているかもしれません。
老化がはじまったからといって、すぐに病気に結びつくものではありませんが、かかりつけの動物病院で健康診断などを受け、今後の生活をより良くするためのアドバイスを受けると良いでしょう。
また、特に気になる症状がなくても年に2回ほどかかりつけの動物病院で診察を受けて様子を見てもらうと安心ですね。
ボケ・認知症
脳の神経伝達機能が衰え、歩行困難になるなど生活に支障が出る場合や、徘徊や失禁など人間の認知症に近い症状も。
また、夜泣きをするなど、若いころはしつけとしてできていたことが、急にできなくなる事もあります。
対処法
かかりつけの獣医師と相談し、進行を遅らせる対策を一緒に考えてもらうと良いでしょう。根気強く見守り、少しでも健やかに生活ができるように、生活空間を整えてあげましょう。
ペット保険はけがや病気に対応しているということは知られていますが、認知症に対応しているペット保険も増えてきました。
また、高度後遺症保険金や葬祭保険金、診断費用保険金も支払われるペット保険もあります。高度医療技術にともなう高額医療費にも対応しているかチェックしておくと安心です。