21Jul
ヒゲも無くまるで無毛の様に見えるとても神秘的な猫です。
体は薄いうぶ毛に覆われており、被毛の代わりに発達した皮脂腺から分泌される皮脂で、しっとりとした手触りが魅力です。
この皮脂が原因で皮膚疾患を起こす事もありますので、濡れタオルで拭いてあげるなどのケアが必要です。
また、耳も被毛が無い分汚れやすいので、注意してあげましょう。
やはり被毛が無い分、暑さ・寒さに大変弱いです。
紫外線に弱いため日焼けをさせない様、また冬場は低体温症にかからない様に室内飼いで温度管理に気を付けましょう。
また、皮膚が露出している分怪我をしやすく、他の猫とじゃれただけでも傷ついてしまうので出来れば単頭で飼いましょう。
冬場、寒さからの保護の目的で服を着せる事も有効ですが、産毛だけであっても、スフィンクスもグルーミングを行います。
服を着せる事がストレスになる場合もありますので、着せっぱなしにしないようにしましょう。
カナダで発見された突然変異種で、日本ではまだまだ少ない猫種です。
以前は異種交配でデボンレックスと交配されていましたが、重大な歯の障害・神経系の障害が発見され現在ではほとんどの団体が公認していません。
家族に迎える場合、血統をよく確認して信頼できるブリーダーから購入しましょう。