19Jul
狩猟をしながら人間と暮らしていた猫が元と言われているように、しっかりした体格と、好奇心の強さ、運動好きな点がそのまま受け継がれています。
しかし、活動的な猫ですので、運動出来ない環境ではストレスを感じやすく、体質的に肥満になりやすくなる原因ともなります。
比較的病気になりにくい猫種ですが、肥満になりやすく、肥満から糖尿病などを引き起こす可能性が出てきますので、注意が必要です。
また、短毛種ですが、様々な環境に順応してきた性質から、被毛が大変厚いため、脂漏性皮膚炎に注意が必要です。
ストレスや栄養状態が良くない時やアレルギーなどの原因がありますが、皮膚のべたつきや、逆に乾燥してフケが出るなどのサインがありますので、ブラッシング時に確認をし独特の模様と、豊かな毛並みを守ってあげたいですね。
手で被毛を触った時に手に脂っこさが残ったり、ブラッシングで大量にふけが出るようなら、お医者さんかトリマーさんに一度相談して適切なシャンプーと洗い方をアドバイスしてもらいましょう。
遺伝性の疾患として疑われている、「肥大型心筋症」にも注意が必要です。
心筋がじょじょに厚くなり、心臓の機能を低下させる病気で、猫の心筋症はまだ原因など不明な点が多いそうです。
症状は突然現れ、呼吸障害や血栓が血管に詰まり麻痺が出たり、強い痛みを感じて暴れるなどします。
血液検査で早期発見出来る場合がありますので、健康診断を定期的に受けると安心です。